2012年12月

消費者に優しい記述

この季節になると街中のお洋服屋さんや雑貨屋さんや百貨店のウィンドウでよく見かける「Joyeux Noel」という記述。これはフランス語で「メリークリスマス」「楽しいクリスマス」という意味らしい。

Mr.Unisexは吠えるぞ!もう、ええ加減にカッコ付けるんはやめい!!普通に「メリークリスマス」でええやないか!せめて「Merry X’mas」にしてくれ!

そもそも読み方も分からん。ジョイ、ジョウ…クス…ええ~い!消費者を馬鹿にするのもエエ加減にせい。

それもそうだが、洒落たイタリアンに行ってもそうだ。メニューを開けると「Antipasto」「Primo Piatto」「Dolce」との記述がある。もうこうなれば読み方も意味も注文の仕方もわからん。

こういうメニューで最大に困るのが、デートの時だ。女の子の前で恥をかくしかないのだ。

Mr.Unisex:「あんちぱすとって何?」

女の子:「前菜の事よ。」('v')ニヤリ・・

Mr.Unisex:「あっ、そう…」(・∀・;)

お店によっては丁寧に記述しているつもりだろうが「Antipasto(アンティパスト)」と書いている。だからその「アンティパスト」がわからんのじゃい!もっと丁寧に書いて「Antipasto(アンティパスト:前菜)」って書かんかい!

そうすればスマートにMr.Unisexは「アンティパストの生ハムの盛り合わせ」と注文ができるではないか。

頼むからユーザビリティ…いや、消費者に優しい記述にして欲しい。Mr.Unisexのぼやきでした。

加賀100万石の旅-パート1

転職して3ヶ月。慣れない新しい仕事や人間関係で心身ともに疲れてきたMr.Unisexですが、そんな自分にご褒美として、11月23、24、25日の3連休を利用して、初めての石川県に旅に出た。いや歴史好きのMr.Unisexとしては加賀藩に旅に行って来たと言う方がしっくりくる。

目的は疲れを取る為の温泉と、21世紀美術館に行く事と加賀藩の歴史に触れる事と、日本海で取れた海の幸を鱈腹食す事に集中した。

11月23日、JR大阪駅のAM7:42のサンダーバードに乗り込み、JR金沢駅に向かった。折角の仕事が休みなのにAM5:30起きは辛いだろうなあと思っていただが、何の苦痛も感じなかった。

2時間30分の電車の旅は眠ったり、i-Phoneをしたりとしていたら、あっという間に金沢駅に到着。初めて降り立つ加賀藩にテンションが上がった。「利家はん!こんにちは!」シトシトと降る雨がMr.Unisexを歓迎してくれているようだった。

早速、23日に泊まる宿に荷物を預けて近江町市場でまま美味い海鮮丼を食べて金沢城へと向かった。

金沢城は明治時代に陸軍の施設となった後に戦後から平成7年まで金沢大学が置かれていたと言う世界で2例しかない城の中に大学がある珍しい城でもあった。(もう一つはドイツのハイデベルク大学)って旅行前に調べました。

金沢城

鉛製の屋根の為に酸化して白くなるらしい。

金沢城は当時の建物も少し残っているし、敷地全体がばかデカイ公園となっており、とても気持ちの良いもんでした。石川門から入ると直ぐに一人の老人が門の下で雨を避けながらせっせと城の絵を描いていた。これがまた、ポップな毒毒しい絵を描いていて思わずその老人をバックに写真を撮りました。

金沢城では端から端までまわり尽くしました。重要文化財の蔵や黄色くなった紅葉を眺めながら実にリフレッシュできました。やはり城は石垣の美しさが光っている。Mr.Unisexも石垣のようなしっかりとした土台を持っていたいもんやなぁ〜。

金沢城を回った後は日本三大庭園の一つ兼六園に向かった。正直あまり期待はしていなかったが日本の庭園に癒されたいと思い向かったんだが、兼六園の中に進むにつれてだんだんと景色が良くなっていった。時期的に雪吊りが施してあってこれもまた風情がある。なるほど!これが日本三大庭園かこの美しさは素晴らしい。世界にも充分勝負できる美しさを持っている。川が流れてその周りに木々がバランス良く立ち並んでいる。松の木のうねりを利用してた景色。どれも素晴らしい。日本の文化に「切り捨て」の文化があるが、まさにそれを目と体でもって体感できる。

兼六園

有名な徽軫灯籠(ことじとうろう)

昔、千利休の茶室の庭にたくさんの椿が咲き誇った事を聞いた豊臣秀吉がそれを見ようと千利休の茶室を訪ねたそう。しかし茶室に到着すると庭に椿は一つもなく茶室に入ると床の間に椿が一輪だけ入った花瓶を飾ってあったそうだ。それは沢山あっては本当の椿の美しさは分からないと、千利休が庭の椿を全て切り捨てて、一輪だけ椿を生けて秀吉を迎えたそうな、なんとも粋な話。でももったいない。

西洋には「切り捨て」の文化がないから何でもかんでも盛り付けてしまう。ディズニーランドやUSJを見ればわかるがこれでもかと言う位に飾り付けているので見ていて疲れるが、たまにはああいう飾り物も日本を知る上でいいもんだ。

(途中、兼六園の中に或る時雨亭での茶は渋みが効いていてこれまた最高ランク。)

それはさて置き、兼六園を堪能した後はめちゃくちゃ楽しみにしていた21世紀美術館だ。当日は現代アートの展示だった。Chim↑Pomや奈良さんや村上さんや梅田哲也さん等々でした。そして目玉はス・ドホさんの「パーフェクトホーム」でした。

美術館に入ると連休のせいもあるのか、ビックリする程の行列ができていた。入るだけでもものすごい行列だった。現代アートの展示にこんなに並んでいるなんてまだまだ現代アート人気は衰えていないと言う事を肌で感じた。もう現代アートなんて好きもんしか見ないと思ってた。(印象派の展示に並ぶのはよく目にする光景だが。)

21世紀美術館

もっそい人でした。

展示はどれも見ている人に何かメッセージを投げかけてドキドキした。Chim↑Pomさんの展示はピカチュウ柄に色を塗ったネズミの剥製3体と食べかけの目玉焼きハンバーグやデザートをネズミの剥製が食べているようにレイアウトした作品だった。なんとそのネズミの剥製が剥製になる前に実際に食べ散らかした目玉焼きハンバーグだったのだ!そのネズミを捕まえる時のビデオも上映していた。動物愛護の観点からは疑問が残るが、何故か納得させられた。

ス・ドホさんの「パーフェクトホーム」も圧巻でした。薄い絹を糸で縫いあわせて1:1サイズで実際の家を作ってました。細かい藝が素晴らしく驚きで制作時間を考えたら恐ろしいもんです。トイレの便器や暖房器具、電気など家全てを薄い絹で作っていました。実際に中にも入れました。写真を撮れなかったのが残念です。

今回の展示を見るまでス・ドホさんは知らなかったのですが、2012年で一番感動しました。なぜ今まで知らなかったんだ!とショックでした。Mr.Unisexもまだまだ勉強不足だの。すみません。

21世紀美術館でお土産を買おうと思ったが、欲しいものが無かった。何故かギャルソンの服が売ってた。「なんでやねん!」

21世紀美術館を充分堪能した後は、お楽しみの晩ご飯!美味いご飯を食べている時が一番幸せだ。特に海鮮類には目がない。日本海の海の幸をMr.Unisexに与えたまえ!

そして立ち寄ったのが川端鮮魚店です。18:00の時点で既に満席。これは期待出来そうだ。30分待ってやっとこさ入れて、タラの白子、本日のお刺身、白エビの天ぷらなど頼んだが、どれも美味かった。白子のこぶ焼きと白エビの天ぷらは進んだなぁ。

テンションが上がったMr.Unisexは2件目に店の前で既に行列を成していた、おでんの赤玉本店に入った。

金沢でも有名なお店だそうだ。「こんにゃく」「厚揚げ」「大根」はどれもうみゃー!日本酒とよく合いました。

3件目を探して彷徨ったが、飲み疲れたMr.Unisexは宿へと戻って明日の山中温泉に備えて眠りについた。

それではこのへんで。さよなら。