2014年11月1日にアートホール神戸にて開催された、「杉浦祐二遺作展」を妻と見に行った。
会場では奥さんの文子夫人もいて、賑やかな会場の中挨拶を交わした。
広めの会場では杉浦先生の作品が沢山と飾られていた。
見たことある作品、見たことない作品、と様々だった。
久しぶりに先生の作品を見る事ができて、とても懐かしく嬉しかった。
先生の絵を見ていると、画塾に通って頑張ってた日々が思い出されて、初心に帰ったような不思議な感覚に陥った。
画塾に通ってた頃に、先生が一生懸命になって描いていた作品もあり、胸がジーンとしてしまった。
先生の絶筆は病床でスケッチブックに描いた、トンボだった。そのコピーも飾られていた。
トンボの横に文字が見えて、「復活を・・・」みたいな事が書かれていたのを見ると、まだまだ生きて絵を描きたかったんだなぁと思った。
でも先生の事だから、天国でも絵を描いているんだろうなぁ。
コボルトブルーが綺麗な空に天使が舞っていた絵が好きだった。
また会える日までさようなら。