京都アート探訪

京都は関西の中でもアートに関してかなり敏感な街だ。一年を通してもアートイベントが盛り沢山だし、何と言っても画廊やギャラリーの数は関西ナンバーワンワーン(No.1)だろう。

そんな新しいものも伝統をも守っている京都をこよなく愛するMr.Unisexは京都を訪れる事がたまらなく快感だ。(料理もおいしいしね。)

5月20日(日)にアートダイブに行ってきた。

目的は最近の作家の傾向と作品の購入と鳥彦さんに会うためだ。鳥彦さんとは約2年前に京都の画廊で知り合ってから活動をチェックしていた。

会場に到着して真っ先に鳥彦さんのブースへと向かい作品を拝見した。銅版画で制作された黒一色の小さな作品達は闇の中からモチーフの鳥達が物語を語りかけているようで、観ていて不思議な感覚に襲われた。

鳥彦さんとの挨拶も済ませて、他の作家のブースを隈なく見て回った。どのブースもっそ沢山の作品に埋め尽くされており、一人の作家がこんなにも沢山の作品を制作する事ができるのかと、改めて関心した。

アートダイブを堪能した後は以前から気になっていたイムラアートギャラリーに立ち寄った。ちょうど橋爪彩(ハシヅメ サイ)さんの展示だった。

イムラアートギャラリー
白い箱で可愛いイムラアートギャラリー

この展示まで橋爪彩さんの事は知らなかったがサイトを見て是非とも近くで見たいと思ったのもイムラアートギャラリーに行く理由だった。

イムラアートギャラリーは外観は四角い白い箱のような可愛い建物だ。中に入ると作品を際立たせるために一面真っ白な壁に橋爪彩さんの作品が映えていた。

画廊の白い壁を見ると思い出すことがある。京都の画廊で修行していた頃の事だ。画廊の大切な仕事の一つにひとつの展示が終了するごとに壁を白のペンキで塗るという作業がある。この壁塗りを頼まれたMr.Unisexは、真夏の蒸し熱い画廊でひたすら2時間位塗り続けて「出来ましたー!」って言うと色んな角度からチェックされてムラがあるのでやり直しをいわれてしまう。

作品を魅力的に見せるためにはどんな努力も惜しまない姿勢にビックリ。

関西のギャラリーをもっと探訪していこうと思う。

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