フィレンツェの町をブラブラ散歩がてらウフィツィ美術館を目指した。
フィレンツェの町は高級ブランド品のお店もあれば、地元のこじんまりとしたお店もあり、とても楽しい。
フィレンレンツェは革製品や石鹸が有名らしく、どれも気になるお店ばっかりだ。
寄り道をしながら、ウフィツィ美術館に向かっていると、スリが多くて有名なポンテベッキオ橋着いた。
ポンテベッキオ橋には宝石のお店が沢山立ち並んでいて、人も多くてスリもやりやすいのだろう。
ココではめちゃ警戒をした。
個人的にはローマよりフィレンツェの方が、落ち着いた雰囲気で好きだ。
やっとウフィツィ美術館に着いたらもの凄い行列だった。
でもそこは大丈夫。天下御免のネット予約を日本で事前にしていたから、行列を横目にすぐに入る事ができた。
ウフィツィ美術館はルネサンス期の作品量が充実していて、見応えは充分で、一言で言えば圧巻だった。
これが本当の美術館かって思った。百聞は一見に如かずとはまさにこの事。
ウフィツィ美術館で飽きるまで鑑賞した後は、お腹がかなり空いていることに気付いた。膨大な作品群に興奮して、お腹が空いている事を忘れていたようだ。
ウフィツィ美術館の近くのオープンカフェでペンネとデュベルを飲んだ。この時のペンネがめちゃくちゃ美味しくて、今でも心に残っている。
イタリアの真夏の暑い日に飲むデュベルは最高に美味い!日本の成城石井で購入できるが、こんなに美味かったっけ?って思えるほどに美味い。
鱈腹食べた後はフィレンツェの街を練り歩きながら、革手袋や革財布等のお土産購入した。
ポンテベッキオ橋近くの手袋屋さんは種類が豊富で値段もお手頃。日本の百貨店で同じようなものを買うなら、¥12,000しそうな商品が、ここでは¥5,000程で買えるのが嬉しい。
フィレンツェに本店がある、リチャード・ジノリにも行った。店内には所せましとコーヒーカップなどの磁器製品がならんでいた。どれもとても綺麗でこんなカップで家でゆっくりティータイムも優雅なもんだ。
でも値段がまぁまぁ高くて2個も3個も買えないし、荷物が重くなるので、1個のコーヒーカップだけで我慢した。
そして、お姉ちゃんに教えて貰った、サンタマリアノヴェッラ薬局に行った。何でも世界最古の薬局らしく、想像では色んな薬が売っているんやと思っていたら、実際は香水を売っていました。
色んな香水が売っていて、店内は沢山のお客さんで賑わっていた。ある日本人は5万円も購入していてビックリした。記念にルームスプレーとソープディッシュを購入した。
それにしても、フィレンツェは暑い。大阪のべっとりした暑さは無いものの、日差しにやられる。
夕方近くになって嫁と晩御飯に行こうかと考えていたら、Tシャツが汗でびちゃびちゃになり気持ちが悪いので、一旦ホテルに戻って着替えてから晩御飯に行くことにした。
お姉ちゃんに教えて貰った、パスタ屋さんに行くと、時間はまだ18:00なのに満席とのことで、21時頃に席が空くというので、それまでどっかのレストランでも行こうかという事になり、美味しそうな雰囲気の食堂みたいな所に入ってみた。
とりあえず、ビールを頼んでイタリア語のメニューを嫁がなんとか解読してくれた。
パッパルデッレと生ハムを注文した。
店の雰囲気を噛み締めてビールを飲んでいた。横のテーブルをみるとお皿いっぱいに積まれたムール貝をカップルで一生懸命に食べていた。
あれだけムール貝を積まれると、食欲が減退しそうなもんだが、本当に美味しそうに食べていた。
やっとこさ来た、パッパルデッレは最高に美味しかった。妻はもう少し硬くても良かったって言ってたけど、充分美味かったです。
二軒目に行こうかと思ったけど、お腹が一杯になったので、ホテルに戻って寝る事にした。
明日のお昼すぎにはフランスだ!とても楽しみだ。