そごう西武のあの日Vol.08~お客様との距離~

実は接客業においてお客様と仲良くなるのは実はあまり良いことではない。毎週のようにご来店いただいて、商品を購入いただくとやはり顔見知りとなり仲良くなってしまいがちだ。しかし絶対に販売員とお客というラインは超えてはならない。例えば、販売員の家族や趣味などのプライベートな話をしたり、ましてやお店の外でお茶をしたりしては絶対にいけない。

なぜお客様と仲良くなってはいけないかというと、仲良くなり過ぎてしまうと、段々と無理難題を言われる可能性があるからだ。この無理難題はエスカレートする場合もある。 例えば、人気商品を予約させてくれ、福袋を予約させてくれ、本来取り置きできない商品を取り置きさせてくれ(取置期間が1年になったりする)、今度遊びに行こうなんて言われたら、ちょっと危険です。
大げさかもしれませんが、ストーカー行為もあり得ます。

売り場ではあくまでもお客として対応してお互いにプライベートな話をせず、お客様からの商品に関する問いかけには丁寧に対応し、ちょっと商品とは違う話になりそうだったら、適当にあしらうのが一番です。お客との距離が近くなり過ぎずに、お友達みたいにならないように心がける事が大切です。

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