第12回西脇市サムホール大賞展

昔、公募ガイドという雑誌で始めてサムホール大賞展を知った。確か、第4回か第5回くらいの公募だったと思う。

絵を描く事が好きだった私は腕試しにと2000年頃から様々な絵画の公募展に応募し始めていた。

私がなぜこのサムホール大賞展に応募したかというと、私の大好きな横尾忠則さんが審査員だからだ。

絵画の公募展では賞の名前、団体(二紀、二科、国画会など)の名前や審査員の名前で応募するかどうかを決定すると思うが、私は基本的に審査員で決める。サムホールに応募する事を決めたのは、横尾さんに絵を見てもらえるという感覚があったからだ。

初めて応募した時は選外、2回目も選外となった時は完全に意気消沈したが、3回目でやっと入選した時はめちゃくちゃうれしかった。自分が制作したアート作品が入選という形で評価してもらったのは初めてだったので、本当にうれしかったが、賞を受賞したアーティストはもっと凄いと思い「入選で喜んでいるようではまだまだだな」とも感じたが、それにしても嬉しかった。

受賞作品と入選作品は西脇市岡之山美術館で1か月ほど展示してもらえるので、一人で加古川線に揺られて見に行き自分の作品を美術館で見た時は感激だった。

その後数回は応募せず、結婚してから久しぶりに応募した時は2回目の入選を果たしたので、とても嬉しかったが、賞を取れなかった悔しさがあった。でも妻と一緒に美術館で自分の作品を見た時はやはり感激するものです。

さて12回目のサムホール大賞展はコロナ禍の影響で開催を数年見送れてきましたが、2022年に開催が決定しました。私も久しぶりに応募しようと決意し、コロナで巣ごもりとなったこの数年でillustratorで作成したデジタル作品を応募しようと思いました。デジタル作品がサムホール大賞展にて賞を受賞したのは記憶になく、作品内容としてかなり不利ではあるが、コピーできるデジタル作品が受賞するのか、入選するのかどうか、応募規定にはデジタル作品もOKとの事なので、そこに挑戦しようと思いました。

8月末に3作品(一人3作品まで応募可能)を無事に送り出し、あとは結果を待つばかりです。結果はこのブログで発表したいと思います。

今度は子供を連れて家族みんなで作品を見に行けますように!!祈ります!!

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