ヨーロッパ旅行2014【Vol.5_待ちぼうけ編】

朝の7時に起きて、フランスへ行く準備をした。

フィレンツェ空港から直行便でフランスへ行く予定だ。

朝の10時くらいの便だから、8時にはフィレンツェ空港に着くようにチェックアウトをして、ホテルにタクシーを呼んでもらい、フィレンツェ空港に向かった。

置き手紙
置き手紙で感謝の気持ち。もちろんチップも忘れません。

空港に着いて早速、チュックインをしたが、何やら妻が焦った様子で受付のお姉さんと話をしていた。妻に詳しく聞いてみると、座席の確保が出来ないから、一時間後にまた来てくれと言われたそうだ。

なんか嫌な予感がしてきたが、取り敢えず一時間後にまた戻ってくるとして、それまで空港内のお店で時間を潰した。

妻に聞けば、飛行機会社は数人のキャンセルを想定して、実際の座席数よりも多めにお客様の予約を受け付けてるみたいで、どうやら、僕らはこれにひっかかったみたいだ。

基本的にファーストクラス、ビジネスクラス、年配の方や家族連れが優先して飛行機に乗れるみたく、エコノミーの若者である僕たちは後回しにされた様だ。

待たされる一時間はとても長く感じる。待ち疲れて、一時間後に再びチェックインをしに行くと、僕らの横に4人の家族連れがいた。どうやら、同じ境遇の様だ。

話しかけられて色々と話しをしたらニュージーランドから来た家族だった。パパとママと金髪ヘアーの可愛いお姉ちゃん(6歳位)とこれまた可愛い弟くん(4歳位)だ。

暫くするとその家族が呼ばれて、飛行機に乗り込んだ。僕たちは更に30分ほど待って、呼ばれて行くと色々と英語で嫁に説明をしている。嫁は驚いた表情を見せ、内容を聞くとフランス行きの飛行機は満席なので、12時発の便でスイスを経由してフランスに行ってくれとの事だ。結局、フランスに着くのは18時になるとの事だ。本来なら12:00頃にはフランスに着いて、パリ市内を観光する予定やったのに残念だ。

文句を言っていても仕方が無いので、500ユーロ(日本円で約73,500円)の受け取り書とフィレンツェ空港内のカフェでのサービス券とを引き換えに12時の便まで約2時間をフィレンツェ空港で時間を潰すことになった。
こういう時の2時間ってものすごく時間が経つのが遅い。

冷たいサンドウィッチを食べたり、近くのお店で、おみやげの雑貨を購入したりと時間を潰した。

やっとの事でスイス行きの便の時間となり、フランスとは関係の無いスイスに20分間だけ行くことになった。

機内の窓から見える、雪に覆われたヨーロッパの山々を眺めながら頂いた、ミルクチョコレートと白ワインはとても美味かった。これは本来なら味わう事が出来なかったイベントだけにそれはそれで楽しめた。

やっとの思いでスイスに到着し、空港から一歩も出ないスイス滞在時間約20分間はお土産屋さんをまわったりと適当に過ごした。

ROLEXは買ってません。^^

まさかのスイス
まさかのスイス

SwissからFrance行きの飛行機に搭乗して、やっとの思いでシャルル・ド・ゴール空港に着いた時は感動した。

シャルル・ド・ゴール空港ってめちゃデカくて、掲示板とかの看板が凄く洗練されてました。

どこが?って言われると困るんですがね。

空港ではフランスのあらゆる美術館や施設を並ばずに入れるパスポートを妻の分と2つ購入した。

その後に違約金の500ユーロを貰える手続きを行った後に500ユーロをゲット!500ユーロ札で渡されてしまい、不便だったので両替目的で、お店で1ユーロのお水を買おうとしたが、500ユーロの受け取りを拒否された。

どのお店でも拒否された。多分、偽札だと困るからか。

最終的に両替所で両替をしてもらえた。

空港から正規のタクシーに乗り込み、ホテルまでの地図を運転手に示して、ホテルまでを直行した。

パリの太陽は少し日が落ちてきているが、18時だと言うのにまだまだ明るい。初めて見る凱旋門はでかくていつも雑誌やテレビで見るパリを象徴する建物群に心を奪われるばかりだ。

とにかく高級ブランドのお店が多く規模が大きい事に踊ろく。

いつもテレビで見る憧れの景色が目前に広がっていて、タクシーの中では感動しっぱなしだ。

タクシーの中から凱旋門をパシャリ!
タクシーの中から凱旋門をパシャリ!

運転手に「あの道路がダイアナ妃が亡くなった道路だよ」と教えてくれてた。ご冥福をお祈りします。

大渋滞の中(運転手曰く、大渋滞はパリの名物らしい)、ホテルに無事に着いた時は本当に嬉しかった。フロントの男性(若い頃のゲイリー・オールドマン似)には笑顔で歓迎をしてもらえた。

汗だくになってチェックインをすると、ジュニアスイートにアップグレードと知らせを受けた時は疲れと暑さが一気に吹き飛んだ。

ポーターの方に荷物を持って貰い、部屋まで案内してくれた。

部屋はフランスらしい設えで、日本でみるアール・デコ風のデザインとは異なり、歴史を感じる部屋だ。

荷物を適当に置いて休憩
荷物を適当に置いて休憩

窓からはフランスの街が一望できて、待ち行く人達もはっきりと見える。

疲れが吹っ飛ぶ良い景色
疲れが吹っ飛ぶ良い景色

しばらく寛いでいると、インターホーンが鳴って、出てみると先程のポーターの方がシャンパンのロゼを持って来てくれた。嬉しさのあまり、チップを2ユーロ渡した。

とりあえず、荷物を置いてパリの街に散策と食事に出かけた。

シャンゼリゼ通リのお店はどれも大きくて、オシャレだった。

店員さんがベレー帽に青と白のボーダーの制服を着た、カフェに入って食事をすることにした。

パスタとビールとおつまみを頼んで、腹ごしらえをした。

早々と食べた後は、マカロンで有名なLADUREEのパリ本店でマカロンを購入してホテルに帰った。

ホテルに帰った後はマカロンとシャンパンで妻と乾杯をした後、眠りに着いた。

このシャンパンうめー!
このシャンパンうめー!

飛行機に乗れないというハチャメチャな忙しい1日だったが、これも良い思い出。

明日はルーブル美術館だ!

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