BIWAKOビエンナーレ2012に行って来た。

10月頃にネットサーフィンしてたら、BIWAKOビエンナーレ2012を知った。

近江八幡でこんなアートイベントをやってるなんて知らなかった。近江八幡といえば4年くらい前に行った事があるが、古い町家や商家等が沢山と並んでいて景色もいいし空気も美味しいので是非とも行ってみたいと思い11月3日に行って来た。

沢山の作家が近江八幡に点在している築180年〜100年くらいの町家を借りて作品を展示していて鑑賞者は近江八幡をあちこち移動しながら鑑賞するという、少し町おこし的な要素も含んでいた。ロープウェイに乗って村雲御所、瑞龍寺門跡にも行った。

お堀の写真
お堀がきれかったし、雰囲気があった。

近江八幡には和菓子の「たねや」やその洋菓子部門のCLUB HARIEにも立ち寄ったが、ものすごい行列でびびった。ここまでしてケーキを食いたいか?と思うほどの行列だった。Mr.Unisexからすると罰ゲームだ。

話は戻って、肝心の作品はどれも個性的でジャンルは殆どが現代アートがしめていた。

印象に残っている作家さんは青木美歌さんと三木サチコさんだった。

青木美歌さんさんは試験管のようなガラス細工を町屋の中を埋め尽くしていた。薄暗ーい部屋の中でその作品は不気味に光っていて見入ってしまった。そしてMr.Unisexの部屋にも飾りたいと思った。

三木サチコさんとても不気味なオブジェの製作者だった。不気味と言えば作家さんの意に反するかもしれないが、Mr.Unisexはそう表現したい。宇宙人の子どもを見ているようで、可愛らしかった。

近江八幡での展示は8か所でしていたのだが、7か所目ぐらいに行った展示会場での話。

築180年位の町家で庭がおんぼろだった。それによくよく見ると今にも崩れてしまいそうな床や縁側があった。

二階に上がると写真が展示してあった。ふと作品の横を見ると、前に住んでいた方ものであろう本棚がそのまま残っていた。

いかにも古そうな本が乱雑に置いてあり、少しどんなもんかいなと手に取ってペラペラとめくっていた。そして何だか引き出しが8個くらいあったので、何となく開いていき最後の引き出しを開けると小さな木箱が入っていた。そしてそこには何とこんなことが書いてあった。「危険。拳銃の球が入っているので、なぶるべからず」

開けたい衝動に駆られたが、怖くなったMr.Unisexは何事も無かったようにそっと箱を戻して、見なかった事にしておいた。

あの中には一体何が入っていたのか、今でも気になる。

あ〜近江八幡。古き良き時代を思い起こさせてくれてありがとう!

町家
素晴らしい庭!

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